これから自社のWEBサイト、ホームページを立ち上げる方はレンタルサーバー選びに悩まれることでしょう。予算と目的から適切なレンタルサーバーを契約しましょう。
レンタルサーバー選びのポイントは、目的に合わせた必要なスペックを把握することです。
費用をかければ高技能なサーバーが確保できますが、持て余すほどのスペックでコストばかりかかるのは望ましくありません。
法人向けレンタルサーバーにおけるチェックすべき項目をまとめてみました。
ディスク容量
ディスク容量は「WEB領域」+「メール領域」に使われる容量となります。
【WEB領域】
自社のホームページであればWEBサイトの容量は想像以上に小さいものになります。
多く見積もってページ数×5MBで計算すると、30ページのサイトなら150MB(0.15GB)、100ページのサイトなら500MB(0.5GB)、1000ページのサイトなら5GB程度の容量になります。
【メール領域】
メール領域は社員数に応じてディスク容量も必要になります。メール領域では受信したメール(テキストや添付データ)が一定期間サーバーに保存されます。例えば社員50人分に1GBずつ確保すると50GB必要となります。
上記から法人向けサイトではディスク容量は100GB以上のものが目安になるでしょう。
複数サイトの運営をする予定がある企業におすすめはCPIのレンタルサーバーです。法人向けのレンタルサーバーのため他社のような格安プランはないですが、法人に向けた高品質のサービスが受けられます。
マルチドメインは最大10個まで可能で、1ドメイン追加毎にWEB領域100GB、メール領域200GBの容量が追加されます。つまり1契約で最大3TBの容量が利用可能になります。
通信量
通信量は無制限と謳っているプランが多いです。通信量は「ページ容量×PV数」でおおよその算出ができます。例えば、平均ページ容量が5MB、月間PVが5000とした場合、5MB×5000で月間2.5GBの転送量となります。
企業の情報紹介用ホームページではそこまでのアクセス数にならないと思いますので、通信量は気にしなくて良いと言えます。
ECサイトやブログの運営など、アクセスを集めていきたいサイト運営する場合は無制限のものを選ぶと安心です。
データベース数
データベースは、データを集めて効率的に管理する仕組みのことです。WordPressなどのCMSで活用され、WordPress管理画面から登録した入力したテキストデータなどを蓄積し、必要に応じて呼び出すことができます。
データベースには種類がいくつかあり、
- MySQL
- PostgreSQL
- SQL Server
- Oracle Database
などの種類があります。多くのサーバーではMy SQLが利用可能とされています。
例えばWordPressで5サイトを運営する場合、5つのデータベースは必須となります。サーバー内に検証環境(テスト環境)を作る必要があれば、さらにデータベースは必要となります。
マルチドメイン数
マルチドメイン数は、ひとつのサーバーでいくつのドメインが割り当てられるかを示します。ドメインの異なる複数のサイト運営をする場合は、マルチドメインに対応したサーバーを選ぶ必要があります。
多くのサーバーで「無制限」となっていますが、ディスク容量の総量は変わらないため、1つのサイトで利用する容量を考えて、運営するサイト数を検討しましょう。
CPIのレンタルサーバーはマルチドメインは10とされていますが、1ドメイン毎に容量が追加されるのでおすすめです。
メールアドレス数
発行できるメールアカウント数です。社員一人一人にメールアドレスを発行するのであれば、人数分のメールアドレスは必要になるので、上限があるか確認しておきましょう。
バックアップ機能
バックアップ機能は、サーバー側で一定期間毎にデータのバックアップを取るサービスです。例えば、1日1回7世代分であれば、一週間前までのデータが復旧可能となります。
基本的にWordpressで更新する記事データはサーバー上にしか残らないため、データが消えてしまったら終わりです。サーバーの不具合や操作ミスなどでデータが消えてしまう可能性はありえますので、バックアップ機能は導入しましょう。
有料オプションになっている場合や、復旧が有料となっているレンタルサーバーもあります。
【法人向け】おすすめレンタルサーバー
【おすすめ】CPIのレンタルサーバー
法人向けでおすすめしたいレンタルサーバーはCPI。法人向けに特化したレンタルサーバーで安心して利用することができます。
- 最大3.5TB!安心ディスク容量
- 転送量無制限!
- バックアップ30世代!
- SSL無料!
- メールアカウント無制限!
プラン | シェアードプラン |
月額 | 4,180円 |
初期費用 | 0円 ※12ヶ月契約の場合 |
SSL | 0円 ※主契約ドメインのみ |
メールアカウント | 無制限 |
電話サポート | あり |
まとめ
どのレンタルサーバーでも必ず記載されている6つの項目について解説しました。WEBサイトの運用目的に合わせて最適なレンタルサーバーを選ぶことで、コスト削減と安心な運用ができると思います。本記事が少しでも参考になれば幸いです。
月額1,000円程度でレンタルサーバーを検討している方はこちらの比較表もチェックしてみてください。