良いカメラの条件として「持ち出したくなる」というのはとても重要です。
どんなカメラが「持ち出したくなる」のかは人それぞれですが、旅行においては次の点を気にする方が多いと思います。
- コンパクトで軽量
- 手軽な操作性
- 本格的な仕上がり
そこでおすすめのがセンサーサイズがAPS-Cの一眼レフカメラです。日中など光量があればフルサイズに負けない高画質の撮影ができますし、何よりコンパクトで軽量です。ミラーレスだとよりコンパクトで常に携帯する旅先では重宝します。
旅行におすすめのAPS-C一眼レフカメラをご紹介します。
ニコン Z 50 16-50 VRレンズキット
オープン価格(実勢価格:12万円前後)
片手でも操作しやすい小型軽量ボディ(395g)はマグネシウム合金で高級感もあります。16-50m相当の小型ズームレンズはテーブルフォト、風景、ポートレートなど使いやすい範囲をカバーしてくれます。瞳AFや約11コマ/秒の高速連写など機能も充実しています。20種類のクリエイティブピクチャーコントロールが搭載されており、イメージに合わせて撮影を楽しむこともできます。
395gと軽量で片手に収まるコンパクトさにくわえホールドしやすいグリップと右手側に集約された操作ボタンは、女性でも扱いやすく本格的な撮影が楽しめます。液晶モニターはチルト式で、誤作動を防ぐ自分撮りモードもあります。
4K30Pの本格的な動画撮影もできます。コンパクトで本格的、まさに旅行に持っていきたいカメラです。
撮像素子 | 有効約2088万画素APS-Cセンサー |
高速連写性能 | 最大約11コマ/秒 |
主な動画撮影機能 | 4K UHD (30p)、FHD (120p) |
本体サイズ | 約W126.5xH93.5x D60mm |
本体質量 | 約395g |
富士フイルム ミラーレスデジタルカメラX-S10
オープン価格(予想実勢価格:13万円前後)
ボディ内手ブレ補正機能内蔵で安定した撮影ができる小型ミラーレス。コンパクトなボディですが大型グリップでしっかりもホールドできます。
バリアングル液晶が使いやすく、様々なアングルの撮影や自撮りにも対応しており撮影の幅を広げます。18種のフィルムシミュレーションでイメージに合わせた撮影も可能。モードダイヤルには好みの設定を登録できるC1〜C4までのカスタムポジションが配置されています。4K30Pの本格動画撮影もできます。
撮像素子 | 有効約2610万画素APS-Cセンサー |
高速連写性能 | 最大約30コマ/秒 |
主な動画撮影機能 | 4K(30p) |
本体サイズ | 約W126×H85.1×D65.4mm |
本体質量 | 約415g |
キヤノン EOS Kiss X10i
オープン価格(実勢価格:11万円前後)
※このカメラはミラーレスではありません。
一眼レフのエントリー機として人気のEOS Kissシリーズです。
コンパクトな一眼レフカメラが欲しい、けどやっぱり光学ファインダーで撮影したい!という方には最適なカメラです。ミラーレスではないですが、小型軽量ボディ(471g)と手軽な操作性で女性やファミリー向けとしても人気があります。背面モニターはタッチ操作対応のバリアングル式で中級のような本格的な操作感が楽しめます。
シリーズ初の独立したAF ONボタンとサブ電子ダイヤルを搭載。顔検出後もAFで動く被写体を追尾するEOS iTR AFにも対応しています。
スマホへの画像転送やクラウドサービス連携なども充実しています。
撮像素子 | 有効約2410万画素APS-Cセンサー |
高速連写性能 | 最大約7.5コマ/秒 |
主な動画撮影機能 | 4K UHD (24p) |
本体サイズ | 約W131XH102.6x D76.2mm |
本体質量 | 約471g |
パナソニック LUMIX G100 Kキット
オープン価格(実勢価格:11万円前後)
小型ボディ(303g)のミラーレス一眼レフです。動画撮影機能が豊富で、音声記録を5つの指向性モードから選べたり、スロー&クイック動画を素早く撮影できます。日常を動画でも気軽に記録できるミラーレス、動画も積極的に撮りたい方におすすめです。
タッチ操作対応のバリアングル液晶で、様々なアングル撮影や自撮りも快適。5軸手ブレ補正機構内蔵しています。
撮像素子 | 有効約2030万画素4/3型Live MOSセンサー |
高速連写性能 | 最大約10コマ/秒 |
主な動画撮影 | 4K (30p24p) |
本体サイズ | 約W115.6XH82.5xD54.2 mm |
本体質量 | 約303g |
まとめ
軽量で高性能のAPS-C一眼レフカメラを紹介しました。
旅行に持っていくなら、機動力と画質に優れたAPS-Cサイズのカメラはとてもおすすめです。
重要なのは旅行スタイルや目的に合わせてカメラを選ぶことと、見た目やシャッターを切る感触が好みのものを選ぶことが「持ち出したくなる」カメラに出会うコツだと思います!
参考書籍:月刊グッズプレス2020年12月号